2019年6月。都会から90分の里山 埼玉県ときがわ町にひっそりとオープンした『キャンプ体験型民泊』通称 『キャンプ民泊NONIWA』についてお話します。
キャンプ × 民泊 = 野あそび夫婦のお庭に泊まるキャンプ場
ざっくりいうと「私たちが住む民家の庭でキャンプ体験をしてもらう」というコンセプト。
「キャンプ用品は全てお貸し出し」
「キャンプインストラクターである我々がキャンプの楽しみ方をレクチャー」
「宿泊は庭でテント泊。だけどトイレとお風呂は室内を使ってもらう」
という キャンプ初心者のためのありそうでなかった事業です。(2019年6月現在 「キャンプ民泊」として活動しているのはNONIWAが日本初のようです)
現在のところ キャンプ民泊の宿泊は「知り合いの紹介制」もしくは「野あそび夫婦のイベントに参加し 顔見知りになってくれた方」のみのご予約となっております。
(立地的に他の住宅が近くあまり大勢の方が宿泊できない、私たちの自宅を使ってもらうため直接お会いして信頼出来ると思った方に利用してほしい という意図です)
システムが整うまでご不便をおかけいたしますが、まずは月に数回開催しているNONIWAのイベントにご参加、もしくは私たちが出展しているイベントにご参加していただければと思います。(SNSで随時告知しています)
ご不明な点は、Twitter・Instagram・Facebook のメッセージからお問い合わせ下さい。
(メールでも受け付けておりますが、SNSでのご連絡を歓迎します)
キャンプ民泊を思いついたきっかけ
”もっと気軽にキャンプを体験させてあげたい” そんな思いからキャンプ民泊の構想は始まりました。
インスタグラムに夫婦のキャンプ写真を載せはじめた頃、友人から「キャンプ連れていってー!」と言われるようになり、初心者の方と一緒にキャンプにいく機会が何度かありました。
はじめてのキャンプを楽しんでいる姿や、体験した後キャンプにどっぷりハマってくれた人たちをみて ”これを仕事にできたら楽しいだろうなぁ” と妄想はするものの・・
毎回の準備もけっこう大変でして、、、
キャンプ場の予約、人数分の荷物の準備、交通手段の配慮、日程の調整など色々と手間がかかるものでした。
またキャンプ初心者の人には ”まずはキャンプを好きになってもらいたい” という思いがありました。
それにはまずキャンプの楽しい部分にフォーカスして体験してもらい、他の余計な不安を取り除くべきです。
「トイレや水洗い場が不衛生だったら・・・」
「お風呂が入りたいけど入れない・・・」
「やっぱりテント泊が無理だったら・・・」
こんなことは通常のキャンプ場では当たり前のことですが、”キャンプ初心者にキャンプを好きになってもらうため”には不要だと考えました。
じゃあ、自分たちが住む家にプライベートキャンプ場がくっついてれば、全部解決するのではないだろうか?
トイレ、水洗い場、お風呂は家のものを使ってもらい、万が一何かあってもわたしたちがそこにいる安心感もある。
キャンプインストラクターがオーナーの民宿っぽいキャンプ場。。。
そうか「キャンプ民泊」ということか!
そこからキャンプ民泊構想がはじまったのです。
キャンプ民泊とは?
そもそも通常の民泊とは、
民泊(みんぱく)は、旅行者などが、一般の民家に宿泊することを一般的に意味する日本語の表現で、特に、宿泊者が対価を支払う場合に用いられる。日本の法律では「住宅宿泊」などと呼ばれ、住宅宿泊事業法を含む観光政策の用語として「民泊サービス」も使われている。また、ホームステイと同義で用いられることもある。出典:wikipedia
のように、空き家や自宅の一部をお客様に開放するのが一般的です。
が、私たちが考えるキャンプ民泊は ”自宅の敷地の一部をキャンプスペースとして貸し出す”のです。
イメージとしては、家の敷地でお客さまにキャンプをしてもらいながら、私たちは常駐の管理人としてレクチャーを行う感じ。
キャンプに必要な道具はすべて貸し出しで、どなたでも手ぶらで宿泊できます。
できればソロキャンプ、ファミリーキャンプ、グランピングなど、お客さまが希望する様々なキャンプスタイルに応えられるよう、レンタル道具の種類を豊富に取り揃えたいと思っています。
[chat face=”tatsuya-2.jpg” name=”夫 アオキ” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=”maru”]キャンプ場にありがちな微妙すぎるギアではなく、本当にいいものを貸し出したい!というのが理想。[/chat]
キャンプ場ではなく”キャンプ民泊”
そもそも『キャンプ民泊』をはじめたい!と思ったきっかけは、
「キャンプしてみたいけど、どうやってはじめたらいいか分からない!」というキャンプに憧れる初心者さんの声。
つまりは “まずはキャンプを好きになってもらう” これが重要だと考えています。
そのためには “キャンプ嫌いになるような要素は極力省く” という結論に至りました。
キャンプ嫌いになってしまう理由はなんだろう?を夫なりに考えた結果はこちら。
[box01 title=”初心者がキャンプを嫌いになる三大要素”]
・不快なトイレ
・不衛生な水場
・不親切な管理人
[/box01]
この要素をどうやったら無くせるだろう?と考えていたある日、民泊ならば解決できるのでは?と思いつきました。
不快なトイレや不衛生な水場
➡自宅のトイレと風呂場を使ってもらう
何か分からないことがあれば私たちがいつでも教えられる
また、自分たちも同じ敷地内で寝泊まりすることで、お客さまと深いコミュニケーションをとれることが大きな魅力になると感じています。
例えば『キャンプ民泊』を運営する地域への移住相談を、焚き火を囲みながら話すのもいいかもしれません。
こういったメリットからキャンプ場ではなく『キャンプ民泊』という形にたどり着いたのです。
※「キャンプ民泊」と呼んでいるので「民泊でしょ?」と質問をいただきますが、今のところ自宅内ではなくあくまで自宅外に宿泊していただくため、運営形態としましては通常の「民泊」ではなく「キャンプ場」として運営しております。
これからの課題
1年ほどかけてようやく最初の課題、キャンプ民泊の物件探しをクリアしました。親身に相談にのってくださったときがわ町の皆さん、不動産屋さん、心の広い大家さん、ネットを通して応援して下さった皆さんのおかげです。本当にありがとうございます!
今後は 知り合いの紹介を通して少しずつキャンプ民泊を体験してくれる人を増やし、アウトドアライフプランナーとして「自然の中で遊ぶように暮らす」という夫婦の目的を果たすため私たちにできることで生活をしていけるために試行錯誤しているところです。
進展状況もブログで逐一お伝えしてきますので、皆さんあたたかく見守っていただけるとうれしいです。
[chat face=”eriko-3.jpg” name=”妻 エリコ” align=”right” border=”red” bg=”none” style=”maru”]初心者キャンパーだけでなくいろんなキャンパーさんとも交流できる場になるといいね[/chat]
[chat face=”tatsuya-2.jpg” name=”夫 アオキ” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=”maru”]皆さん、ぜひ遊びに来てください![/chat]
再度になりますが、現在のところ キャンプ民泊の宿泊は「知り合いの紹介制」もしくは「野あそび夫婦のイベントに参加し 顔見知りになってくれた方」のみのご予約となっております。
(立地的に他の住宅が近くあまり大勢の方が宿泊できない、私たちの自宅を使ってもらうため直接お会いして信頼出来ると思った方に利用してほしい という意図です)
システムが整うまでご不便をおかけいたしますが、まずは月に数回開催しているNONIWAのイベントにご参加、もしくは私たちが出展しているイベントにご参加していただければと思います。(SNSで随時告知しています)
ご不明な点は、Twitter・Instagram・Facebook のメッセージからお問い合わせ下さい。
(メールでも受け付けておりますが、SNSでのご連絡を歓迎します)
最後までお読みいただきありがとうございました!
コメント